『手作りのちりめん山椒とゴーヤ』

こんにちは、管理栄養士の江星です。
先日、岸和田市にお住いの利用者さまの訪問看護に同行させて頂きました。
私が入社して間もない頃、同行訪問させて頂いたことがある利用者さまで、私と同郷で長崎出身の方でした。
ご自身で描かれた長崎の風景画を見せていただき、懐かしい気分になったことを覚えています。
今回は、利用者さまのご自宅で収穫された山椒の実を使い「ちりめん山椒」の調理を行いました。ベッドの横にテーブル、ガスコンロ、フライパンをセットして、利用者さまより調理手順の指示をいただき、当ステーションの看護師と私で調理しました。
生の山椒はとても香りが良く、料理酒、醤油、みりん、砂糖、などで甘辛く味付けすると、ピリッとした刺激が絶妙で、白いご飯にとても合います。
ゴーヤ001
ゴーヤ002
良い色と香りが食欲をそそります♪
利用者さまと一緒に調理するということは、香りや動作を共有することがでるということです。
管理栄養士はリハビリや看護ケアを行うことは出来ませんが、利用者の皆さまと食事を通じた“関わり”を持つことができます。単に調理をしたり、食べるのではなく、一緒に香りを感じたり、調理方法や味付けについてお聞きしたり、それぞれの食生活の“在り方”を学ばせて頂きながら関わらせていただきます。調理をすることや食べることの楽しみや喜びを感じて頂けるサポートを行い、一人でも多くの笑顔を見ることができればと感じた同行訪問でした。
ここで、簡単に「ちりめん山椒」の栄養についてお話しします。

ちりめんじゃこはカルシウムが豊富!

手のひら片手分(約50g)で250mgのカルシウムが含まれています。今回は甘辛く味付けしているので50g食べるのは塩分の過剰摂取になり、お勧めは出来ないですが、ご飯のお供として食べるだけでも「美味しい」+「カルシウム摂取」という利点があるので、普段の食生活の中で簡単にカルシウム摂取ができます。さらに、脳の神経を正常に働かせる担い手のナイアシンやビタミンB6、新しい赤血球をつくり出し、貧血予防の働きがある葉酸やビタミンB12、骨や歯を構成するのに必要なカルシウム・リン・マグネシウムなどを含んでいます。

山椒は胃腸症状や冷えの改善に効果的!

山椒の辛味成分であるサンショオールは、脳を刺激して内臓器官の働き活性化し、胃腸の健康維持を助ける働きがあります。さらに、新陳代謝を上げ、発汗作用があるので冷え症に効果があると言われています。胃腸を温める効果もあるので、冷え性の方にとっては強い味方になります。
調理の後片付けが終わる頃、利用者さまのご自宅で収穫されたゴーヤの話になり、青々としていて立派なゴーヤを頂戴しました。旬のお土産を頂き、とても嬉しかったです。
そんな頂いたゴーヤの中に手の平サイズのコロンとした“ミニゴーヤ”ちゃん。頭の方から可愛い葉っぱが出ていて、とても癒されました。
食べ物に可愛いと思い愛着が湧くのは仕事柄のせいでしょうか・・・笑
ゴーヤ003
大阪ではゴーヤを食べる習慣が少ないとお聞きし少し驚きました。思えば長崎では馴染みがあるものでしたが、私も大阪に来てからはあまりゴーヤを食べていなかったなぁと振り返りながら新鮮なゴーヤをその日のうちにチャンプルーにして頂きました。
ゴーヤ004
本場沖縄ではスパムを使用するようですが、今回は疲労回復効果が期待できる豚肉を使い調理しました。ゴーヤを塩もみした後、湯がいて苦みを少し抜きます。丁度良い苦みが卵のまろやかさと合わさりとても美味しくできました。旬の食材は栄養価も高くとても美味しいですね!
最後に、ゴーヤの知られざる栄養素についてご紹介します。ゴーヤの独特な苦み成分をご存知ですか?「モルルデン」と言います。
守る田
ゴーヤは油との相性がいいので、炒め物や揚げ物にして食べると効率よく栄養素を吸収することができます。
まだまだ、残暑厳しい日が続きますが、ゴーヤ料理を食べて元気にお過ごしください。
管理栄養士 江星
ばな01

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