水分補給足りていますか?

こんにちは、あっという間に4月になり、徐々に気温が上がってきていますね。
暑くなると、水分補給を意識しますが、ご高齢の方は十分に水分補給が出来ていないことが多いです。
そんなこんなで、気付いたら脱水に・・・そして屋内で熱中症に・・・
という事態を招くリスクがとっても高いです。

今回は脱水になっていないかな?と簡単に出来る評価方法をご紹介します。

ツルゴール検査
1…手の甲を軽くつまみます
(手の甲の皮膚がのびている場合は、鎖骨のあたりで行ってください)
2…つまんだ皮膚のもどりをみます(2秒間)
3…2秒でもどらない場合は脱水を疑います

「爪床圧迫テスト」 毛細血管再充満時間(CRT)
1…爪を圧迫します
2…圧迫を解除したのちに爪の色が赤く戻るまでの時間をみます(2秒間)
3…2秒以上かかると、脱水を疑います

全ての人にこの検査が適応できるとは言えませんが、ご自宅でも簡単に評価しやすいのでぜひやってみてくださいね。

そして、これからやってくる暑い暑い夏に向けて、この時期からしっかりと水分補給を行いましょう。
※疾患により水分制限を行なっている方は、お近くの医療機関または主治医へご相談ください。

管理栄養士 江星

嚥下についてご存知ですか?

3月になり、寒さがだいぶやわらいできたかと思うと、
次は花粉が飛ぶ時期となりました。
今年は花粉がたくさん飛散すると聞きましたので、マスクが必須ですね。

さて、今回は「飲み込み=嚥下」に関するお話です。
ご利用者からお聞きする食事・栄養に関するお悩みの中には

  • 「飲み込みにくい」
  • 「水でむせてしまう」
  • 「食べた後に喉がゴロゴロする」
  • 「食べ物が噛みにくい」
  • といったお口の中の事柄が多く、これを「嚥下障がい」と言います。

    「嚥下障がい」を有することで、誤嚥性肺炎になるリスクがあがりやすいので、いつまでも元気に在宅生活を送るためにも、ご自身の「嚥下」を知ることが大切です。

    まずはチェック表で確認してみましょう。

    飲み込みに関わる名称の説明は以下の通りです。


    準備期…食べ物を細かく噛み砕き、飲み込みやすい形にまとめる段階


    口腔期…飲み込みやすくまとめた食物を飲み込もうと喉の奥に移動させる段階


    咽頭期…食物を飲み込み、食道へ送る段階


    食道期…食堂に入った食物を胃へ送り込む段階


    点数が高いところは、その部分の障がいリスクがあると考えられる項目です。
    例えば、「飲み込む際にむせがある」、「食べ物が噛みにくい」など、
    食べるときに違和感がある場合は、水分にとろみをつけたり、食べ物を一口大または細かく刻むなど、食べ方を工夫してみてください。

    管理栄養士 江星

    チョコレートの秘密

    こんにちは、あっという間に2月も中旬になりました。
    2月14日、みまーも岸和田で勉強会を開催。バレンタインデーということもあり、チョコレートにちなんだ内容と簡単なお菓子作りを行いました。

    チョコレートは甘いだけで、「食べ過ぎると太るし、糖尿病などのいろんな病気になりやすいし・・・」とお考えになる方がほとんどだと思いますが、チョコレートには意外な効能があります。

    ≪チョコレートが体にもたらす効果≫

    ★活性酸素除去効果(=抗酸化作用)
    ★血圧の低下作用
    ★善玉コレステロール増加作用
    ★認知機能アップ
    ★自律神経の安定によるストレスの緩和
    ★リラックス効果
    ★血流促進効果
    ★集中力アップ
    ★腸内の善玉菌を増やし便秘の解消

    これらの効果は、チョコレートに含まれるポリフェノール・テオブロミン・カカオプロテインによって得ることができます。
    (テオブロミンとは、ビターチョコなどを食べた時に感じる苦み成分の事です)

    しかし、体にいいからと言って食べ過ぎは肥満や様々な病気に繋がってしまいます。

    では、1日当たりどれくらいの量ならいいの?となりますよね。

    1日当たりに食べる量はチョコレート25g程度にしましょう。
    小分けにして売ってあるチョコレート1個が約5gですので、それを1日に5個までという事です。

    「おやつとして食べる!」と考えると量が少なく感じると思いますので、
    小腹が空いたという時や食後のお口直しに食べて、健康を意識してみてください。

    ※ただし、これらの体に良い成分を得られるチョコレートは、カカオ70%以上のもの限定です!一般的なミルクチョコレートでは効果が得られにくいのでご注意くださいね。

    勉強会の後は、お豆腐を使ってトリュフを作りました。

    豆腐のトリュフのレシピはこちら

    時には甘味の少ないチョコレートを食べて健康を意識して頂くのも良いかと思います。

    是非お試しください。

    管理栄養士 江星

    プロバイオティクス、プレバイオティクスとは?

    こんにちは、
    日頃、栄養の相談をお聞きしていると、「便秘」のお悩みを抱えている方が多いように感じます。

    まず、便秘は排泄物が大腸内に溜まり、なんらかの不調によって正常な排泄が行われない状態のことを言います。
    便秘の定義は、【3日以上排便がない状態】、または【毎日排便があっても残便感がある状態】とされています。

    よく、「便秘解消にはヨーグルト!」という言葉を聞きますが、ヨーグルトだけでなく他の食品にも腸の働きを良くする食べ物があります。
    今回は腸に良い栄養素についてご紹介します。

    「プロバイオティクス」と「プレバイオティクス」という言葉をご存知ですか?

    プロバイオティクス
    生体内、特に腸管内の正常細菌叢に作用して、そのバランスを改善することにより、体に有益な効果をもたらす生きた微生物及び微生物代謝物を含む食品。
    ※乳酸菌、ビフィズス菌等がこれに当たります。

    具体的な食品は・・・ヨーグルト、酒かす、納豆、味噌、ぬか漬け など

    プレバイオティクス
    大腸に常在する有用菌を増殖させるか、あるいは有害な細菌の増殖を抑制することで整体に有益な効果をもたらす難消化性食品成分。
    ※オリゴ糖、食物繊維、ラクトフェリン等がこれに当たります。

    具体的な食品は・・・玉ねぎ、キャベツ、ブロッコリー、芋類、キノコ類、豆類、バナナ、りんご、とうもろこし、こんにゃく、寒天、海藻類 など

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    シンバイオティクス
    ≪体への良い影響≫
    ・便秘の改善
    ・乳糖不耐症への対応
    ・腸炎の予防と治療
    ・感染の防御
    ・腸管免疫の賦活・抑制
    ・血圧、血糖、コレステロール値などの調整
    ・消化吸収促進
    ・皮膚炎の治療  などなど体にいいことがいっぱいです。

    ヨーグルトの乳酸菌、野菜の食物繊維や果物のオリゴ糖を摂ることで、健康への良い影響をたくさん得ることができます。
    日々の食生活にぜひ活用してみてくださいね。

    管理栄養士 江星

    お正月太りを予防しよう

    こんにちは、今年もいよいよあと僅かになりました。
    年末には年越しそば、新年を迎えるとおせち料理を食べる習慣がありますが、皆さんはおせち料理のいわれをご存知ですか?
    おせち料理は季節の変わり目(“節”)に、神様へ供え物をし、宴を開くという宮中行事で用いられていた料理で、いつしか庶民の間にも浸透したものです。
    おせち料理には、豊作や家内安全、子孫繁栄などの願いを込められているものがたくさんありますので、いくつか紹介します。

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    おせちの定番メニューを食べ、ついでにお雑煮も食べる方がほとんどだと思いますがこの場合の摂取カロリーはどれくらいになると思いますか?

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    合計は・・・775kcalになります (あくまでも目安ですが・・・)
    カロリーで見ればそこまで多い様には感じませんが、おせち料理は長期保存がきくように砂糖や塩をたくさん使用した味付けになっていますので・・・・
    翌日にはむくみが出たり、体がだるかったりと食べ過ぎた代償が大きく現れます。※お酒を飲むと尚更です(+o+)。。
    年末も含めお正月の美味しい物の食べ過ぎを放置していると“お正月太り”を引き起こしてしまいます。
    そうならないためにも、簡単に出来る食べ方の工夫をご紹介します。

    ①空きっ腹で飲まない

    砂糖や塩が少ない「なます」・「酢レンコン」などを小鉢1杯分食べるようにして、血糖値が急上昇するのを防ぎましょう。また、お野菜の酵素を利用して胃の消化吸収を助ける準備をしてあげましょう

    ②良く食べ、良く飲んだ翌日は果物を

    おせち料理など濃い味付けの料理を食べた翌日は体がむくみやすいので、体内の“塩分”を排泄する手助けのある生果物を食べましょう・パイナップルやキウイ、バナナ、柿などがおすすめです!

    ③1食あたりのお餅は2個までに

    お餅2個(100g)でご飯茶碗1杯分のカロリー(約240kcal)があります。お餅は小さいのでペロリと食べてしまいがちですが、、食べ過ぎると摂取カロリーがすごいことに・・・お餅を食べる時は1食あたり2個までにとどめて食べ過ぎには気を付けましょう
    ちなみに・・・
    皆さんも既にご存知かと思いますが、お酒の飲みすぎもむくみや正月太りに影響しますので、お酒はできるだけ糖質の少ない種類をお勧めします。

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    食べ過ぎ・飲み過ぎは体に毒です。
    なんでもほどほどに楽しみながら、健康な年末年始をお過ごしください。

    管理栄養士 江星