『揚げないとんかつ』

こんにちは、秋になると「食欲の秋」、「スポーツの秋」、「読書の秋」など、いろいろな秋の言葉を聞きますが皆様はどんな秋がお好きですか?
私はもちろん「食欲の秋」です。(笑)
食事を通して、おいしい・楽しいと感じることはとてもいいことなのですが、秋は美味しい食材が溢れ、ついつい食べ過ぎてしまう方も多いのではないかと思います。

私もこの時期から冬場にかけてよく食べ過ぎてしまうことが多いですが、そんな時は頑張って制限しています(笑)
食事制限を行ったことがある方は経験済みかもしれませんが、「無性に揚げ物が食べたい!」と思うときがありますよね。どうしても食べたいときは我慢してストレスをためてしまうよりも食べてスッキリした方が体にもいいです。

今回は、『揚げないとんかつ』についてご紹介します。
このメニューは、以前関わらせて頂いていた利用者さんと一緒に作ったメニューです。この利用者さんは血圧と体重のコントロールが必要な方でしたので、毎日食事内容に気を配られていました。体重も適正で大幅な増加もなく安定されていたのですが、ある日、「揚げ物がをがっつり食べたい」とおっしゃいました。

そこで、簡単にできてカロリーも高くない揚げ物を作りましょう!ということで、揚げないとんかつの調理を行いました。

材料

とんかつ01

ロース肉の繊維を断ち切るように切込みをいれます

とんかつ02

フライパンにパン粉を入れ、きつね色になるまで(中火)炒めます

★焦げないように注意しましよう★

とんかつ03

マヨネーズをお肉の表面に塗り、②で炒めたパン粉を付けます

とんかつ04

220度のオーブンレンジで15~20分焼いたら完成

完成

見た目は揚げたように見えますよね。利用者さんはと召し上がられていました。一般的に、とんかつは揚げることで衣が油を吸収するのでカロリーが高くなります。食材の大きさにもよりますが、カロリーは約50%カットできます(^_^)

一人暮らしのご利用者様であったこともあり、お肉に小麦粉をまぶしたり卵にくぐらせたりという作業をしなくてよい手順にしました。ご家庭で作られる際は通常の手順で衣を付け、オーブンにて加熱して頂くと美味しくできあがりますよ★

食欲の秋ですので、美味しい食事を食べ、食べ過ぎたら調整して楽しい秋を過ごして下さいね。

管理栄養士 江星

『やわらかお月見団子』

こんにちは。
暑い夏が終わり、心地よい風が吹く季節になってきました。
そしてもう10月ですね。10月にはお月見があります。
お月見は旧暦の8月15日に月を鑑賞する行事で、
この日に見る月は「中秋の名月」「十五夜」と呼ばれています。

お月見の由来には「最も美しく見える季節に月を鑑賞する」という意味合いがありますが、他にも以下のような由来があります。
元々、中国の各地では収穫祭に里芋を食べていました。その後、収穫祭が中国の宮廷行事として行われるようになったことが奈良時代の頃、日本に伝わりました。当時の日本では、一般的な風習ではなく貴族が風流を楽しむという意味が強かったそうですが、時代の流れと共に一般庶民の間でも「中秋の名月」を鑑賞しながら収穫した芋を食べるという風習が生まれました。

この風習が除々に「豊作祈願や収穫の感謝を表す」という意味合いを生むようになり、その時期に穫れた野菜などをお供えするようになったのが、お月見のもう一つの由来です。

中国の収穫祭では里芋が食べられていましたが、それがいつしかお団子に取って変わり、現在はお団子を食べるようになりました。
つい先日、急にお団子が食べたくなり、みたらし団子を購入しました。翌日、みたらし団子が賞味期限も切れていないのに硬くなって食べにくかったことがあります。

そこで、軟らかいお団子を作ってみよう!と思い、ある物を使い白玉団子を作りました。このお団子は、冷やしても常温で置いていても、硬くなりにくく丁度良い「もちっと感」があります。

団子

ではレシピを紹介します。 材料はなんと2つ!

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豆腐で作った白玉には、身体を構成する元となるたんぱく質が多く含まれているので、手軽にたんぱく質の補給も出来ます。さらに、食物繊維やカルシウムの補給にもつながり、一般的な白玉団子より低カロリーなのでおやつにオススメです。

このお月見団子は甘いだけでなく、料理としても美味しく食べることができます。茹であがったお団子を冷凍保存しておけば、いつでもすいとんやお鍋の具材としてご利用できますので、お試しくださいね。

管理栄養士 江星

『手作りのちりめん山椒とゴーヤ』

こんにちは、管理栄養士の江星です。
先日、岸和田市にお住いの利用者さまの訪問看護に同行させて頂きました。
私が入社して間もない頃、同行訪問させて頂いたことがある利用者さまで、私と同郷で長崎出身の方でした。
ご自身で描かれた長崎の風景画を見せていただき、懐かしい気分になったことを覚えています。
今回は、利用者さまのご自宅で収穫された山椒の実を使い「ちりめん山椒」の調理を行いました。ベッドの横にテーブル、ガスコンロ、フライパンをセットして、利用者さまより調理手順の指示をいただき、当ステーションの看護師と私で調理しました。
生の山椒はとても香りが良く、料理酒、醤油、みりん、砂糖、などで甘辛く味付けすると、ピリッとした刺激が絶妙で、白いご飯にとても合います。

ゴーヤ001

ゴーヤ002

良い色と香りが食欲をそそります♪
利用者さまと一緒に調理するということは、香りや動作を共有することがでるということです。
管理栄養士はリハビリや看護ケアを行うことは出来ませんが、利用者の皆さまと食事を通じた“関わり”を持つことができます。単に調理をしたり、食べるのではなく、一緒に香りを感じたり、調理方法や味付けについてお聞きしたり、それぞれの食生活の“在り方”を学ばせて頂きながら関わらせていただきます。調理をすることや食べることの楽しみや喜びを感じて頂けるサポートを行い、一人でも多くの笑顔を見ることができればと感じた同行訪問でした。
ここで、簡単に「ちりめん山椒」の栄養についてお話しします。

ちりめんじゃこはカルシウムが豊富!

手のひら片手分(約50g)で250mgのカルシウムが含まれています。今回は甘辛く味付けしているので50g食べるのは塩分の過剰摂取になり、お勧めは出来ないですが、ご飯のお供として食べるだけでも「美味しい」+「カルシウム摂取」という利点があるので、普段の食生活の中で簡単にカルシウム摂取ができます。さらに、脳の神経を正常に働かせる担い手のナイアシンやビタミンB6、新しい赤血球をつくり出し、貧血予防の働きがある葉酸やビタミンB12、骨や歯を構成するのに必要なカルシウム・リン・マグネシウムなどを含んでいます。

山椒は胃腸症状や冷えの改善に効果的!

山椒の辛味成分であるサンショオールは、脳を刺激して内臓器官の働き活性化し、胃腸の健康維持を助ける働きがあります。さらに、新陳代謝を上げ、発汗作用があるので冷え症に効果があると言われています。胃腸を温める効果もあるので、冷え性の方にとっては強い味方になります。

調理の後片付けが終わる頃、利用者さまのご自宅で収穫されたゴーヤの話になり、青々としていて立派なゴーヤを頂戴しました。旬のお土産を頂き、とても嬉しかったです。

そんな頂いたゴーヤの中に手の平サイズのコロンとした“ミニゴーヤ”ちゃん。頭の方から可愛い葉っぱが出ていて、とても癒されました。
食べ物に可愛いと思い愛着が湧くのは仕事柄のせいでしょうか・・・笑

ゴーヤ003

大阪ではゴーヤを食べる習慣が少ないとお聞きし少し驚きました。思えば長崎では馴染みがあるものでしたが、私も大阪に来てからはあまりゴーヤを食べていなかったなぁと振り返りながら新鮮なゴーヤをその日のうちにチャンプルーにして頂きました。

ゴーヤ004

本場沖縄ではスパムを使用するようですが、今回は疲労回復効果が期待できる豚肉を使い調理しました。ゴーヤを塩もみした後、湯がいて苦みを少し抜きます。丁度良い苦みが卵のまろやかさと合わさりとても美味しくできました。旬の食材は栄養価も高くとても美味しいですね!

最後に、ゴーヤの知られざる栄養素についてご紹介します。ゴーヤの独特な苦み成分をご存知ですか?「モルルデン」と言います。

守る田

ゴーヤは油との相性がいいので、炒め物や揚げ物にして食べると効率よく栄養素を吸収することができます。
まだまだ、残暑厳しい日が続きますが、ゴーヤ料理を食べて元気にお過ごしください。

管理栄養士 江星

『水分補給できていますか?』

こんにちは、暑い日が続いていますが、皆さん、しっかりと水分摂取できていますか?

人は起きている間に尿や便、発汗や不感蒸泄で約2.3Lの水分を排出するそうです。体の中から水分が排出されるという事は、その分摂取しないといけないですよね。ちなみに、1日3食の食事から摂取できる水分は約1Lと言われています。食事以外の飲水による水分が約1L、更に体の中で生成する水分が300mlあるので、合計2.3Lの水分が体内に取り込まれます。

高齢者の方や小さいお子さんが、夏バテなどで食事摂取量が低下し、水分摂取量も低下すると、脱水症や熱中症になるリスクを高めてしまうので注意が必要です。

まずは、皆さんの水分が足りているか? 簡単なチェックを行いましょう。

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いかがでしたか?
①~⑧の中で1つでも当てはまる項目がある方は、体の水分が不足している、または不足する危険性が高い状態といえます。暑い夏を元気に乗り切るためにも、上手に水分を摂取してください。
そこで上手な水分補給のポイントを2つご紹介します。

1つ目のポイントは
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2つ目のポイントは
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※心疾患や腎疾患などで水分制限を要する方の水分量には医師にご相談ください
そういえば・・・・・トイレの回数が増えるのが嫌で水分をあまり摂りたがらないというお声を聴くことがあります。そんな時は、コンビニにも100円くらいで売っている0kcalの寒天ゼリーを利用してみて下さい。水分を固めているので「飲んでいる」という感覚になりにくく、水分摂取の抵抗を少しだけやわらげることができます。
脱水症や夏バテ予防のためにも、水分の摂り方を意識してみて下さい。

管理栄養士 江星

『健康相談会 ~夏バテ予防ドリンク~』

こんにちは、
ここ最近いいお天気の日が続いていますね、もうすぐ梅雨明けでしょうか?

梅雨明けすると、更に気温が厳しい時期になりますね。

寝ている時や日中にたくさん汗をかくので、水分と塩分やミネラルの補給を行って暑い夏を乗り切りましょう!

さて、7月7日の七夕の日、大正区の泉尾商店街で行われた健康相談会に参加してきました。

大正区の泉尾商店街であるワゴンセールと同じ時期に開催でしたので、商店街は賑わっていました。

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当ステーションから、作業療法士による簡単な身体測定を行いました。
握力測定や片足立ち等を行い、ご自身の年齢と平均を確認されておりました。
参加された方の中には、測定の平均値よりも高い値を出される方もいらっしゃり、とても若々しくお元気な方が多かったです。
私も管理栄養士として、夏バテ予防ドリンクの試飲を行い、たくさんの方に、「美味しい」という感想をいただけました。

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この夏バテ予防ドリンクは、スポーツ飲料・はちみつ・レモン汁・水のごく少ない材料で出来ます。
運動をした後や汗をかいた後などに、スポーツ飲料を飲むと失われた塩分やミネラルの補給になるのでとてもいいことなのですが、全体的に濃い味になっていますので、そのままで飲むと逆に喉が渇きやすくなったりと、体調を崩しやすくなる危険性もありので、スポーツ飲料は半分くらいにお水で薄めて飲むことがお勧めです。

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夏バテ予防ドリンクは簡単に作ることができるので是非お試しください。

管理栄養士 江星