花粉症対策には食生活を見直しましょう

皆様こんにちは。いよいよ花粉本番の季節がやってまいりました。
花粉症は日本人では5人に1人の割合でかかっているそうで、
憂鬱になる方も多いのではないでしょうか?
花粉症はスギやヒノキなどの花粉が原因となるレルギー疾患で、患者数は年々増加しています。増加する理由は2つあります。
一つは、戦後のスギ・ヒノキ植林事業によってスギが成長した結果、現代になって大量の花粉を飛ばしていることが原因と言われています。
二つ目は、車の排気ガスによる大気汚染や、食の欧米化等の食文化の変化が要因で炎症が起こりやすくなり現代人がアレルギー体質になっています。
食生活を見直してアレルギー体質を治すことが花粉症対策へ繋がります。
今回は「花粉症対策」についてお話しします。


「花粉症対策」には3つのポイントがあります。

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「油ものを控える」

揚げ物や、脂っこい食事(揚げ物、ファストフード、スナック菓子など)のほとんどには、オメガ6系の油が使用されています。この油は身体に欠かせない栄養素の一つで、同時にアレルギー促進作用や炎症促進作用があります。マヨネーズ、サラダ油、ごま油、コーン油等はオメガ6系油の代表ですので摂り過ぎにはご留意して下さい。食の欧米化によるオメガ6系油の摂取量増加がアレルギー体質を引き起こし、花粉症の原因となっています。
因みに、オメガ6系の油が体内で変化すると「アラキドン酸」という脂肪酸になります。アラキドン酸は、「ヒスタミン」という花粉症状の原因物質よりも強い炎症作用があるともいわれています。
コーヒー・ココア・チョコレートの食べ過ぎは、
「ヒスタミン」を増やし症状を悪化させるので、食べ過ぎにご注意して下さい。

「オメガ3系の油を摂る」

青魚の油、あまに油、えごま油、といったオメガ3系の油は炎症を抑える作用があるので、積極的に摂るようにしましょう。特に青魚の油であるEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)はアラキドン酸の生成を抑制し、鼻づまりや花粉症の症状悪化を予防する作用があります。

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ここ最近お肉ばかり食べられている方は、お魚を積極的に食べることをお勧めします。

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免疫系のバランスが崩れると、花粉症になりやすいため、免疫バランスを調整してあげることがとても大切です。免疫バランス=腸の健康です。腸内環境が整うと、善玉菌が多くなり、体内の良い菌増えることで免疫も強くなります。

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ビタミンB6や亜鉛は免疫機能を正常に保ちます。ビタミンAやビタミンCは皮膚や粘膜の健康を維持し、アレルギー症状を抑えるのに役立ちます。野菜や果物に含まれるポリフェノールなど抗酸化作用のある成分は、アレルギーを引き起こす原因の活性酸素を抑制します。

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花粉症対策をきっかけに食生活を見直し、今回紹介した食品を取り入れながら、アレルギー体質や免疫バランスの改善につなげて下さいね。

管理栄養士 江星

バナナの救済ケーキ!

こんにちは
寒い日が続くと思えば暖かくなり、そしてまた寒い日がやってきます。
まだまだインフルエンザや風邪が流行り、更に花粉症も出てきていますのでお気を付け下さい。
少し前のお話なのですが、買っておいたバナナを食べ忘れ、
熟してたくさんのシュガースポット(皮が黒くなる)が出てしまいました。
こうなってしまうとあまり食べたくないのですが、
捨てるのはもったいないので、バナナを使って何か作れないかな?と思い
「バナナケーキ」を作ってみました。
今回は熟しすぎたバナナの救済レシピとその効能についてご紹介します。
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①:飾り用にバナナを5cm程度をスライスし、
  残りはフォークや包丁で細かくします。
②:ボールに卵とヨーグルトを入れ、泡だて器で混ぜ、
  ホットケーキミックスを加えて混ぜ合わせます
  (お好みで砂糖を加えて下さい)
③:①で細かくしたバナナとくるみ(25g)を加えて混ぜ合わせます
④:型に流し、台に2~3回打ち付けて空気を抜き、
  ①でスライスしておいたバナナを飾り180度のオーブンで
  35~40分焼いたら完成です

できあがりはこんな感じです☆
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ケーキを載せているカッティングボードは、泉州のご利用者宅に訪問した際、
一目惚れして購入させて頂いたものです。
奥様が一つ一つ丁寧に作られており、木の温かみがとてもお気に入りです。
ちなみに…
生地を型に入れ、レンジや蒸し器で加熱したり、ホットケーキとして焼いたりしてもおいしく頂けます♪
では、今回使用したバナナとくるみの効能についてご紹介します。

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今回使用したバナナ(2本)のカリウム量は648mgですが、1切れ当たり(8切れカットの場合)177mg になるので、カリウム制限がある方でも比較的食べやすいかと思います。
また、一切れ当たり150kcalなので間食にもお勧めです。
健康的で美味しいおやつです。お試しください。

管理栄養士 江星

温めると栄養効果がアップします!

こんにちは。
2017年もあっという間に過ぎ、2月も過ぎようとしています。
寒い季節に冷たい物を食べるのは体が冷えるので嫌ですよね。
ここ最近は冷たくして食べる食品を温めて食べる方法が
テレビやネットで紹介されています。
今回は普段冷たい食材も温めることで、
より良い効果を期待できることについてご紹介します。

りんごT

りんごに含まれる栄養素は温めることで小さくなり吸収されやすくなります。
さらに、ホットりんごは生りんごよりもアンチエイジング効果が約9倍!
善玉菌の働きは約2倍!
の効果があります。

りんご

バナナT

バナナは温めることで糖度が20%アップし、甘みも強くなります。
またバナナには体の酸化(=サビ)を防ぐ作用があるポリフェノールという
抗酸化物質が多いので、お肌や体の中を綺麗にする効果が期待できます。
ホットバナナは腸内を温め、腸の働きを良くします。
その結果バナナに含まれているオリゴ糖をたくさん吸収し、腸内細菌(ビフィズス菌)が増えるため便秘の改善が期待できます。

バナナ

ヨーグルトT

日本ではヨーグルトをお菓子や間食として、食べることが多いですが、ブルガリアやトルコなどのヨーグルトの本場では、加熱したり塩を加えて食べることが普通となっています。
ヨーグルトは温めて食べることで腸内を温め、胃腸の働きを良くするだけでなく、カルシウムの吸収を高めるので骨粗鬆症予防の作用もあります。
また、ヨーグルトにはメラトニンという幸せホルモンが含まれているので安眠や美肌・健康に効果的です。


ヨーグルト

このように、温めることでいろんな効果を期待できる食べ物が沢山あります。
バナナ、りんご、ヨーグルトはご家庭の中にも馴染みのある食べ物でもあると思いますので是非お試しください。

管理栄養士 江星

簡単!「疲労回復」レシピ♪

こんにちは、1月も残りわずか…あっという間に2月がやってきますね。
前回のブログでは、疲労回復に効果がある食べ物を紹介させて頂きました。
「今年の汚れは今年のうちに♪」とよく言いますので、


これに関連し「今月の疲れは今月のうちに♪」という訳で

残り少ない1月を元気に過ごせるよう、疲労回復レシピをご紹介します。
疲れている時こそ、あまり動きたくないものです。
そんな時ほど簡単にお料理ができると嬉しいですよね。
私事なのですが、
最近は「豚バラと白菜のミルフィーユ鍋」がお気に入りでよく作っていました。
しかし、お野菜の価格の高騰で白菜がとても高い時期がありましたので、
比較的に価格変動の少ないお野菜で「ミルフィーユ鍋に似たもの」を作ろうと思いました。
どうせ作るならおいしく・簡単にでき、栄養的効果も期待できるものを・・・・と思い電子レンジのみでできるレシピをご紹介します。

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①玉ねぎを0.5~1㎜幅に切ります

②耐熱皿に切った玉ねぎと豚バラを重ねます 

③ラップをし、レンジで加熱します【500w 約8分】

④レモンを絞りかけ、ねぎとぽん酢をかけて

完成♪ 豚バラと玉ねぎの重ね蒸し(レモン風味)
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今回紹介したレシピは、
材料を切って、重ねて、加熱するだけの簡単なものです♪

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今回使用した
豚バラ・・・・・・・ビタミンB1
玉ねぎと青ねぎ・・・アリシン
レモン・・・・・・・クエン酸
が含まれており
前回のブログでご紹介した食材をたくさん使用しています。
このように、1回のお料理に紹介した全ての食材を使用する必要はありません。
例えば、クエン酸を含むオレンジ、レモン、グレープフルーツなどの柑橘系果物・酢・梅干しを、豚カツやヒレカツ等と一緒に食べたり、酢豚などのお酢を使った料理を選んだりすることでも疲労回復につながります。
次回は、温めることで効果倍増?!の食べ物についてご紹介します。
管理栄養士 江星 瑠璃

疲労・だるさは食べ物で回復できます。

こんにちは。
1月も半ばに入り、寒さがより一層増してきましたね。
朝は気温が低く、なかなか起きることが辛い時期となりました。
私も、毎朝布団に丸まり、なかなかすぐに起き上がることができていません。
朝起きると、


「なんとなく疲れている…、なんとなく体がだるい…」

と思われたことはありませんか?仕事や日々の生活で積み重なった疲れは、1日の活動にも影響を与えてしまいます。
まず、疲労や体のだるさの原因について。
私達が食事から得たエネルギーを、運動や日常の生活で消費する際に【乳酸】という疲労物質ができます。この【乳酸】が、体の中にたくさん蓄積されることで疲労やだるさに繋がります。
一時的な疲労や体のだるさの場合は……
甘いもの(ドライフルーツやチョコレート等)を食べることで緩和することができます。しかし、長期的な疲労や体のだるさに関しては、甘いものを摂取してもなかなか効果が得られません。
長期的な疲労・体のだるさ回復には、
バランスのとれた食事と睡眠・休養をとる事に加えて
ビタミンB1・アリシン・クエン酸を上手に摂取することが大切です。

ビタミンB1?  アリシン?  クエン酸?

栄養素を急に言われても、何に多く含まれているかなんてなかなかわからないものです。具体的な食品例とその作用をご紹介します。

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食後のデザートに果物からクエン酸を摂取したり、豚肉と玉ねぎで生姜焼きを作ったりと、これらの栄養素には様々な活用方法があります。
次回は疲労回復レシピの具体例をご紹介しますね (^^)

管理栄養士 江星 瑠璃