『運動と栄養』みま~も岸和田でお話ししてきました。

こんにちは、蒸し暑い日が続いておりますが、
皆様ご体調いかがでしょうか?

これからもっと気温が上がり日差しも強くなる時期なので、水分補給等を欠かさないようにしてくださいね。

7月5日(水)は、みま~も岸和田にて当ステーションの理学療法士 田中と『運動と栄養』に関するお話しをさせていただきました。

日常生活の中に潜んでいる転倒リスクが高い場所や、自己の姿勢確認、歩行速度や握力系を使用した体力測定でわかる体内年齢、自宅で簡単にできるストレッチ等の紹介があり、参加者の方も楽しみながらお話を聞かれていました。

私からは、栄養についてのお話しと運動後に食べるとよい食品と健康メニューの試食を行いました。

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体を動かした後は、筋肉が疲労している状態になっていますので牛乳・乳製品を摂ることが大切になってきます。その理由は、牛乳・乳製品に含まれる成分が筋肉の減少を予防し、筋肉の合成を促進するパワーがあるからなのです。

運動後にたんぱく質を食べると良いと言いますが、仮に運動が15時に終わった場合はお肉やお魚等を食べることは難しいと思います。そんな時、牛乳や乳製品は手軽に摂取できるたんぱく質源なのです。

そして、試食の時間では牛乳を利用した高たんぱくお味噌汁を紹介させて頂きました。お味噌汁に牛乳!?と驚きの方も多いかと思いますが、最近は「乳和食」という食事も流行っており、乳製品で減塩料理が出来るので良いことづくしです。

乳和食は、お味噌やお醤油、お塩等と一緒に牛乳や豆乳を使用して少ない塩分量でしっかりと味を楽しめる減塩を目的にした料理です。巷では「減塩」を目的としたレシピとして有名ですが、今回はたんぱく質補給レシピとして紹介いたします。

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①豆腐を1口サイズに切り、わかめも水で戻しておきます
②鍋に水を入れて火にかけ、沸騰したら火を弱めて顆粒だしを入れます
③顆粒だしが溶けたら、①で切っておいた具材を加えてひと煮立ちさせます
④味噌と牛乳を混ぜ合わせ、火を止めた鍋に溶かし入れたら完成

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材料の豆腐・味噌にはたんぱく質が豊富なので、牛乳を加えることでたんぱく質の吸収を高めることもでき、いつものお味噌汁が高たんぱく味噌汁に変身します。

他にも、たんぱく質の吸収を高める栄養素としてビタミンB群やビタミンCがあります。ビタミンB群には、アボカド、にんにく、チーズ、ナッツ類、納豆等ビタミンCには、レモン、ブロッコリー、じゃがいも、パプリカ、ゴーヤなどがあります。お肉やお魚を食べる時には、レモンを絞ったり、ゴーヤチャンプルーにしたり、チーズをかけて焼いたりといろんな用途があるので試してみて下さい。
日頃の食生活に少しの工夫を加えるだけで、健康へ近づくことができるというお話を地域の方にすることができて良かったです。
お味噌汁の味も好評でしたので、皆様もお試しください。

管理栄養士 江星

『地域ケア会議に参加して』

こんにちは、梅雨入りしましたが、頻繁に雨も降らないので過ごしやすい日々が続いています。6月の下旬になると雨が多くなるみたいですので外出の際は雨具をお忘れなく!

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6/13(火)に大東市の地域ケア会議の見学に、当ステーションの作業療法士、理学療法士と共に行ってきました。

大東市の地域ケア会議では、事例をもとに日常生活の中で見られる課題を多職種それぞれの視点から見ることでそれを認識し、「地域の課題」として、多職種でサポートしていくという目的で行われています。

管理栄養士の視点では

「食事が影響する病気はないか?」
「身長、体重はどうだろう 痩せや肥満ではないか?」
「どんな食事を毎日摂っているのだろう?」
「お料理しているのかな?それともお惣菜などを買って食べているのか?」
「食事は満足して食べられているのかな?歯は残っているのか?」
「食事の摂り方や内容は昔から変わっていないのか?」
「どんなお薬を飲んでいるのか?」

などを考えながら事例を読み進みますが、
多職種の関わりがあることで

「階段の昇り降りが可能なのか?」
「ご家族や地域住民との関係はどうか?」
「どれくらい歩いたりできるのか?」
「記載してある病名以外にも何か隠れた疾患はないか?」
「身体や身の回りの清潔に気を配れているか?」

など管理栄養士の視点からは気付きにくい課題にも気づくことができました。

様々な職種が、それぞれの視点から意見を出し共有することでこれまで見えていなかった課題が見えてくることもあります。

今回、地域ケア会議へ参加することで、あらためて、多職種連携の重要性を再認識いたしました。

管理栄養士 江星

『在宅で管理栄養士ができること』

こんにちは
まだ5月なのに気温が28℃以上になることが多く、暑い日が続いていますね。
室内の気温も高い状態が多くなってきているので、こまめな水分補給を行い体調管理に気を付けて下さい。

5月21日(日)当社のグループ会社である東京リハビリテーションサービスの現任者研修へ参加し、管理栄養士が在宅へどんな訪問をしているのか?という内容のお話をさせて頂きました。

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質疑応答の時間では、たくさんの質問を頂き、お子さまへの対応や言語聴覚士との連携など、もっと経験を重ね、新しいことを吸収していく必要があると今まで以上に強く感じました。

懇親会では、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、ケアマネジャーなど、様々な職種の方から貴重なお話を聞かせて頂き、とても有意義な会となりました。

在宅で管理栄養士が出来ることは、食事の面でのサポートになります。食事は、私たち人間が生きる上で避けては通れない行為であり、食べることは人生の楽しみであり、幸せの一つです。

すなわち、食べることを支えるということは、一人一人の人生を支えているのと同義だと思っています。あらためて、食事を通して在宅での生活をサポートすることができる、この管理栄養士という資格に感謝しています。

管理栄養士 江星

『日焼け対策は万全ですか?』

こんにちは、
ゴールデンウィークも終わり、5月も中旬となりましたね。
連休明けに出勤した際、社内では真っ黒に日焼けした方をちらほら見ました。
これから、更に外に出る頻度が増える季節となりますが、
皆さん、日焼け対策は順調ですか?

今回は、食べ物による日焼け対策についてご紹介します。
まずは問題から!

Q.ピクニックで肌が赤くなるほどの日焼けをしてしまいました。
さて、日焼けを軽くするためには、以下のどれを食べたらよいでしょうか?
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正解の食品は4つありました!

★ナッツ類には「ビタミンE」が含まれており、抗酸化作用や肌の老化を防止します
★キウイは「ビタミンC」が多く、シミやソバカス等を目立ちにくくします
★トマトに含まれる「リコピン」は日に焼けた肌の炎症をやわらげます
★ほうれん草に含まれる「βカロテン」は強い抗酸化作用があり、皮膚の生まれ変わりを促進します
★きゅうりにはビタミンCが含まれていますが、それ以外にも「ソラレン」という物質が含まれており、日焼けによるシミやソバカスを増やしてしまう可能性があります

まずは、紫外線対策として食べたい食品について。
「ビタミン・ミネラルを多く含む食材」と「抗酸化作用のある食材」は美肌に効果のある食べ物の具体例を紹介します。

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前半にお出しした問題できゅうりには日焼けの対策や予防効果がないと答えに出ていましたね。最後にその理由を紹介します。

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日中、日に当たりやすい方は朝や昼の食事でソラニンの摂取を控え、
日焼けの心配がほとんどない夜に食べるようにすることをお勧めします。
今回紹介した日焼け予防に効果のある食品やソラレンの多い食品を意識して生活することで、日焼け予防や日焼けの悪化予防にもつなげることが期待できます。
これからの季節に向けて、1日1種類の栄養素から食べ始めてみてはいかがでしょうか。

管理栄養士 江星

サルコペニアをご存知ですか?

サルコペニア」という言葉を
お聞きになったことはありますか?

この言葉はギリシャ語で筋肉を表す「sarco(サルコ)」と喪失を表す「penia(ぺニア)」を合わせた言葉です。二つの言葉から成り立つ「サルコペニア」とは、加齢と関連して筋肉量が低下し、筋力や身体機能の低下が起こる症候群です。
海外の研究では、40歳を超えると10年間で1.2㎏の筋肉量が減少することも珍しくなく、年月を経ると共に全身の筋肉量は50%も減少するとも言われています。サルコペニアになると姿勢が前傾姿勢になったり、今まで普通に上ることができた坂も休憩を入れないと登れなくなったりします。また、筋肉が減少しているので、基礎代謝も減少し、今までと食事量が変わらないのにもかかわらず体重が増え太りやすくなります。
ここ最近…

 
・転倒しやすくなった
・つまずきやすくなった
・少し歩いただけで疲れるようになった 
・食事の量は変わらないのに体重が増えた

などのお悩みをお抱えの方、
もしかすると、筋肉が低下しているかもしれません。 

筋肉低下の予防のために」必要な事

【運動】スクワット・ダンベル体操などの筋肉に負荷をかける動作を繰り返し行うレジスタンス運動や、ウォーキング・水泳・サイクリングなどの有酸素運動を行うことが、筋肉の増加や維持を図ります。

【食事】運動の効果を増大させるために有力な食事は牛乳などの乳製品です。
乳製品には「カゼイン」と「ホエー」が含まれています。
「カゼイン」は、牛乳を温めることでできる膜で牛乳やチーズなどにふくまれるタンパクの一種です。体内のたんぱく質分解を抑制します。
「ホエー」はヨーグルトの容器などに溜まっている薄黄色の液で、乳製品から乳脂肪分やカゼインなどを除いた水溶液になります。体内のたんぱく質の合成を促進します。
乳製品は特に、運動後に摂ることで体内の筋肉合成を高めます。
また運動後1時間以内に摂ることがおすすめです。

乳製品以外の
筋肉のもととなる食品

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ちなみに、
筋肉の低下を予防する為に最低限必要なたんぱく量は1g×(体重)です。
体重50㎏の人の場合「1g×50=50」つまり50gのたんぱく質が必要となります。
例えば、以下の料理のたんぱく質は

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食べるものによって、たんぱく質の量が異なります。お肉やお魚をよく食べられる方は、たんぱく質を上手に摂取できていると思いますが、野菜中心のお食事が多い場合はたんぱく質の摂取が不足しているかもしれません。

たんぱく質が足りていないかも」と思われた方

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表の食品は調理負担も少なく、簡単に取り入れやすい食品です。
まずは、これらの食品をいつものお食事に1品付けたして、
たんぱく質の補給に役立ててみて下さいね。

管理栄養士 江星